| 漁師のひとりごと |
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若い頃はマグロ漁など長期の漁が多かった。 世界の海で漁をした。楽しかったなぁ。でも今は、海の四季を 感じながら、三陸で静かな漁生活を楽しんでいる。 海には山よりも先に春が訪れるんだよ。 木々の芽がまだ固い頃、真っ先に海草が育ち始める。 そして、ワカメが大きくなり、 本格的な春の訪れを知らせる"桜ます"がやってくる。 夏はかつおが南から上がって来る。 北上に来るかつおは、いわしなどを餌にしながら来る のでどんどん脂肪をつける。だから、三陸で採れる かつおは油がのっていて身も締まっていてすごく旨い。 夏にはかつおの一本釣りも楽しみの一つさ。 秋の一番のイベントは鮭だな。 そして、まだ山の木々が生い茂っている頃、 海ではわかめや昆布が枯れ始める・・・・ 寂しい冬がまたやって来るのさ。 漁には季節ごとに違う楽しみがある。 そう思い始めたのは歳をとってきてからだな。 こんな風な季節ごとの漁の楽しみ方を 若い頃はしたことなかったねぇ。 |
桜ますとは・・・ | |
| 桜の吹く時期から採れ始めるため、 三陸ではからふとますを"桜ます" と呼んでいる。 | ![]() |
| −桜ます− |
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